~異種魔法異能力挌闘SFファンタジー~ 帝竜 -ミカドノリュウ- Ⅳ 竜と超能力の王

 依頼の内容を黙って聞いていた璃寛は、そしてゆっくりと口を開く。

「情報は、どこから?」

「それは……言えません」

 宇羽目の視線が一瞬銀杏春のほうを向いた。本当に微妙にだが、銀杏春の首が振られたようにも見えた。
 しかしかまわず璃寛は続けて聞く。

「その少女を保護することでのメリットは?」

「もし彼(か)の二人に美燈少女が捕まってしまっては、場合によっては口封じのため殺されるかもしれません。まだ未来ある少女の命を見殺しにはできないのです」

 宇羽目は迷わず答えた。その言葉、その目に嘘は無い。読心術がある璃寛にはなおさらそれがわかるだろう。