~異種魔法異能力挌闘SFファンタジー~ 帝竜 -ミカドノリュウ- Ⅳ 竜と超能力の王

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「本当はこちらからお伺いするべきなのですが、失礼をすみません」

 そういって生徒会長は立ち上がって非礼をわびた。
 手入れされた黒いストレートヘア、バランスのとれた顔立ちにキリリととがった目、首には金に輝く十字架(クロス)のネックレスがぶら下がっている。メガネでおさげでないが、これはこれでありなのでは? と麟紅は思う。

「いや、かまわない。話を聞いてから久しぶりにここに来たくなったのもあるからな。それにお前たちも忙しいだろう?」

「いえいえ、申し訳ありません」

 微妙に笑む璃寛へ、生徒会長はさらに頭を下げた。
 へぇ、璃寛ってここの生徒会だったのか、と麟紅が考えていると、

「俺は進学高等部の出身だ。カークや朽葉が生徒会(ここ)にいたものでな。<黄昏の翼>の会合はだいたいここでやっていたんだ」