~異種魔法異能力挌闘SFファンタジー~ 帝竜 -ミカドノリュウ- Ⅳ 竜と超能力の王

 悩む。
 普段の麟紅なら小さなことならいちいち考えはしないが、何せ今は人命がかかっている。下手に動いて殺されたとあっては元も子もない。

「やっぱ何かしらアクションをおこさねぇとダメだな。おいガキ、行くぞ」

 ガックリとうな垂れて、それからすぐ顔を上げて瑠璃を見る。瑠璃は、

「抱っこ」

 と一言。
 だんだん幼稚になってきた気がする。緊張感のカケラも無い。