~異種魔法異能力挌闘SFファンタジー~ 帝竜 -ミカドノリュウ- Ⅳ 竜と超能力の王

 「チクショー」とうめきながら麟紅は再び地面に寝転がった。大変汚いが、麟紅的にはどうでもいい。

「……ケータイなら……」

 呟いて、瑠璃はポケットから自身の携帯電話を取り出して見せた。しかし麟紅は寝転がったまま手を振って、

「無駄無駄、電話番号もメルアドも覚えてねぇんだ。ケータイがあるだけじゃ意味ねぇんだよ」

「警察には?」

「無意味だってわかってっからお前も電話しなかったんだろ?」

 瑠璃は無言で肯定の意を示した。