~異種魔法異能力挌闘SFファンタジー~ 帝竜 -ミカドノリュウ- Ⅳ 竜と超能力の王

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「ハァ、ハァ……」

 どれくらい進んだだろうか、Code.0005やCode.0002と鉢合わせすることを避けるために最短距離からはだいぶルートを外れてきたため、高等部まではまだ距離はあると思われる。

「ダメだ……、もうしんどいっつーの……」

 運動部に所属していない上やっていることはバイトかケンカの麟紅には、小柄とはいえ中学三年生女子を背負っての全力疾走はさすがに心臓に来たようだ。思わず麟紅は地面にへたり込んだ。

「ウー!!」

 びっくりして瑠璃が麟紅を起こそうとするが、瑠璃の力ではどうしようもない。