~異種魔法異能力挌闘SFファンタジー~ 帝竜 -ミカドノリュウ- Ⅳ 竜と超能力の王

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 ヒュッとナイフが宙を切った。そのナイフは方向転換し、もう一度標的を狙う。が、

「危ない!!」

 ゴッ、と重たい拳がナイフを持った少年のわき腹に突き刺さった。
 少年は今日何度目かの激しい腹痛を必死で堪えた。それでもナイフを離さないのは、ある意味見上げた執念だ。
 檸檬はムスッとした表情で少年を見ていた。

「弱いのにしつこいよ。そんなにしつこいんじゃ女の子には嫌われちゃうよ」

 ヒュンと跳んで少年のすぐ横に足を着く。