~異種魔法異能力挌闘SFファンタジー~ 帝竜 -ミカドノリュウ- Ⅳ 竜と超能力の王

 はぁ、とため息をつき瑠璃の足下を見る。何の意味があるのかわからないが、太いパイプが路地を横切るように走っている。怪我もあるが、暗さゆえに足下が見えなかったのか、コレが転んだ原因のようだ。しかし今はそんなことに気を配っている余裕は無い。

「応急処置してぇけど、この辺水道ねぇしな……」

 ガリガリと頭をかき、瑠璃の体に腕を回した。
 そしてそのまま、

「よっこらせ」

 と瑠璃の体を肩に乗せた。
 何が問題かと言うと、瑠璃の足が麟紅の進行方向にあるということ。