~異種魔法異能力挌闘SFファンタジー~ 帝竜 -ミカドノリュウ- Ⅳ 竜と超能力の王

 思わず変な顔になってしまった。

「いやいやなんで俺が逃げなきゃいけねぇんだよ。どっちかっつーとお前が瑠璃を連れて逃げた方が効率良いだろ」

「ダメ。わたしじゃCode.0002(オー・ツー)やCode.0005(ザ・ファイヴ)に見つかったら捕まっちゃう。今目の前にいる相手ならわたしにでも簡単に倒せるから、りん兄が瑠璃ちゃんを守ってあげて」

「……」

 反論はしない。何かを言える根拠は無いし、檸檬の言葉に問題は無いからだ。

「いいんだな、任せて」

「おっけ」