~異種魔法異能力挌闘SFファンタジー~ 帝竜 -ミカドノリュウ- Ⅳ 竜と超能力の王

 それから数秒沈黙が続き、耐え切れなくなった麟紅が檸檬の耳元にささやく。

「どうした?」

「りん兄、りん兄が言ってたこと、正しいみたいだよ」

「どの辺が?」

「敵が他にもいること」

 ビクッと瑠璃の体が震えた。

「何人?」

「一人」