それから数秒沈黙が続き、耐え切れなくなった麟紅が檸檬の耳元にささやく。 「どうした?」 「りん兄、りん兄が言ってたこと、正しいみたいだよ」 「どの辺が?」 「敵が他にもいること」 ビクッと瑠璃の体が震えた。 「何人?」 「一人」