~異種魔法異能力挌闘SFファンタジー~ 帝竜 -ミカドノリュウ- Ⅳ 竜と超能力の王

「だったら紫音に頼んで空から連れて行ってもらうのが一番楽なんだよな。ただCode.0002やCode.0005が空に向かって攻撃できないとも限んねぇし、他に敵がいるかもわかんねぇ。第一紫音をそんな危険な目にあわせられねぇ」

「うわぁ、璃寛お兄ちゃんだったら絶対言わないせりふだよそれ」

 檸檬が苦笑いを見せる。麟紅も自分で言っておきながらシスコン度を見せ付けてしまった気がして頭をかいた。

「できれば常磐か藍奈に連絡をつけときたいんだが……」

「りん兄、黙って」

 突然檸檬に制せられて、麟紅は「は?」と眉をひそめた。