~異種魔法異能力挌闘SFファンタジー~ 帝竜 -ミカドノリュウ- Ⅳ 竜と超能力の王

「……わかっていることは、まだあるぜ」

 Code.0002の言葉を聞いて、しかし麟紅は答える。Code.0002はここで初めて表情を曇らせた。

「まだ、何があると言うのですか?」

「テメェ自身気づいてんだろ。テメェがいる位置からここまでざっと十二メートル」

 ピクッとCode.0002の眉がつりあがる。

「この距離なら、まだテメェの『念動力』の効果範囲外だってことだ」

 確かにCode.0002の表情が怒りに満ちてきたことが見えた。しかしCode.0002もそれをあからさまに表に出すことはしない。ただ落ち着いた声で、