告げて、麟紅は瑠璃を親指で指した。少女は驚いた表情で麟紅を見上げていた。
Code.0002は動くことなく、動揺もなく、ただ変わらずに立っているだけ。
そしてゆっくりと、唇を動かした。
「ですが」
「?」
「だからどうしたというのですか? そこまでわかったところでもう打開策はありませんよ、君には」
麟紅は答えない。答えられないのをわかっているのに、Code.0002は続ける。
「そこまでわかっているならもう僕には届かないとわかっているでしょう、君の拳が。だからと言って銃や刃物も通用しませんよ、僕には。なぜならそれが無機物なら無条件で操ることができるのですから、僕は」
Code.0002は動くことなく、動揺もなく、ただ変わらずに立っているだけ。
そしてゆっくりと、唇を動かした。
「ですが」
「?」
「だからどうしたというのですか? そこまでわかったところでもう打開策はありませんよ、君には」
麟紅は答えない。答えられないのをわかっているのに、Code.0002は続ける。
「そこまでわかっているならもう僕には届かないとわかっているでしょう、君の拳が。だからと言って銃や刃物も通用しませんよ、僕には。なぜならそれが無機物なら無条件で操ることができるのですから、僕は」

