立ち止まって、ゆっくりと手を伸ばした。
麟紅はそれを鼻で笑い、
「その要望は却下だな。何しろこっちは依頼なんだ。簡単に手を引けねぇよ」
「そう、ですか……。では、行きましょうか、強硬手段と」
ニコリ、とCode.0002が笑った瞬間、何かが麟紅の頬をかすめた。スゥ、と頬が裂け、生暖かい血があごまで伝う。
言葉が出ない。
そして次の瞬間には、
「遅いですね、君は」
振り向くと、そこにいた。
たった一瞬、目を離した隙に、麟紅の真後ろまで移動していた。
麟紅はそれを鼻で笑い、
「その要望は却下だな。何しろこっちは依頼なんだ。簡単に手を引けねぇよ」
「そう、ですか……。では、行きましょうか、強硬手段と」
ニコリ、とCode.0002が笑った瞬間、何かが麟紅の頬をかすめた。スゥ、と頬が裂け、生暖かい血があごまで伝う。
言葉が出ない。
そして次の瞬間には、
「遅いですね、君は」
振り向くと、そこにいた。
たった一瞬、目を離した隙に、麟紅の真後ろまで移動していた。

