~異種魔法異能力挌闘SFファンタジー~ 帝竜 -ミカドノリュウ- Ⅳ 竜と超能力の王

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 黒く長い髪を肩の辺りでゴムで束ね左肩から前へ垂らし、美形の顔には敵意を感じさせない温和な目。服装は綿のズボンに水色のジャケット。
 ビルからもれる蛍光灯の明かりで、それだけ見えた。

「テメェ……誰だっつーか、まさかCode.0002(オー・ツー)とか言わねぇよな」

 こちらは敵意を持って、その影をにらみかえした。影はそれでも揺らがない。

「知ってるんですか、僕を? なら早いですね、話は」

 Code.0002は少しだけ目を細めて、

「『完全記憶(フルリメンバー)』ですね、その娘が。こちらへ渡してください、Code.0018(ナッシング)を」