す、とおもむろに麟紅の足が止まった。
そして、ゆっくりと左の下を見る。
ひっ、という小さな悲鳴が上がる。
ゴミ箱と室外機の間に、小さな少女が座っていた。
その顔は恐怖で引きつり、顔には何本もの涙の跡が見えた。その涙さえもう涸(か)れてしまったのか、ただ震える瞳でこちらを見ている。
しかしそこで麟紅は気づいた。
どこかで見たことがある。
小さな顔に、短く切られた黒い髪の少女。
「思い出した……、お前、美燈(みとう)瑠璃(るり)って名前か?」
そして、ゆっくりと左の下を見る。
ひっ、という小さな悲鳴が上がる。
ゴミ箱と室外機の間に、小さな少女が座っていた。
その顔は恐怖で引きつり、顔には何本もの涙の跡が見えた。その涙さえもう涸(か)れてしまったのか、ただ震える瞳でこちらを見ている。
しかしそこで麟紅は気づいた。
どこかで見たことがある。
小さな顔に、短く切られた黒い髪の少女。
「思い出した……、お前、美燈(みとう)瑠璃(るり)って名前か?」

