恋は甘く、ときにはほろ苦く…(完)





「えーと、あなたとは友達になりたいです」




生まれてからこの方、こんなに長く男子と話したことないし、こんなに積極的にもなれない。




「友達?いいよ。」




はい、と握手を求められ恐る恐る握り返した。




きっと顔は赤くなっているだろう。