最初は電車の時刻とかもわからなかったけれども、今ではゆとりができるようになった。 「7:43…」 もうすぐしたら、「彼」がやってくる。 そう思ったら、胸が高鳴った。 電車がきて、扉が開き乗った。 ちらりと反対側の扉付近を見る。