魔法使いですが、何か?


ははは
愉快、愉快!

なんかぐりりんは
苛めていると爽快な気分を
得る事が出来る!

ある意味素晴らしい
特性の持ち主だ

それはそうと
僕は何か重要な事を
忘れている気がする

なんかこう……
犯罪めいた不法なんとか
みたいな…………



……………………あ。



「そういえば
何でお前ここにいるんだよ
ぐりりん」

そうだよ
何でもっと早く
不法侵入者という事に
気付かなかった、僕!

湿っぽい視線で
じとーっと物言いたげな
顔で僕を見るぐりりん

「お前さ
頭がそこそこいい
って設定なんだから
俺のこの行動に
危機感を覚えろよ」

「それがわかってんなら
危険な行動を取ってる
事を自負してんだよな
軽犯罪者」

「そんな法から
外れた名前で呼ばないで
目から液体が流れ
落ちてくるから……」


この落ちこぼれ組の中で
ひょっとしてぐりりんが
一番まともなんじゃないかと
思う今日この頃

「で、もう一度聞くが
本当お前何しにきたんだ」