魔法使いですが、何か?

そんなかわいらしい事
男の子の前で
そんな無防備な格好で
言っちゃいけません

お前のポジションは
妹系萌えキャラですか
(や、なんだそのポジション)


僕はちょっとぎこちなく笑って
軽く頭を撫でる

叶羽の身長は僕の肩よりも
数センチ低い位なので
簡単にこういう事が出来るのだ

なんと言うか…
妹みたいな感覚




………妹系ポジション…!!!




つまりこんなポジション

「ねぇ、叶羽さん…と言った
かしら?
二人は昔からこんな感じ
なのかしら?」

うふふふ
と、取って付けたような
微笑みを滲ませ
ミッシェは優しく近づいて
首を傾げた

しかし
問いかけられた当人の叶羽は
僕の後ろで服の裾を
ぎゅっと握り締めたまま
口を開こうとしない

まるで
医者を前にした子供のように

仕方がないので
代わりに僕が説明しようと
口を開こうとしたら

訳もなく、殴られた

誰に?
勿論、我らがミシェリーゼ様だ

なんで?
知るかそんなもんッッ!!!!

「ぃっでぇぇぇぇーーーっ!!
何しやがんだ!!
脳なし留学生っ!!」