魔法使いですが、何か?

「もぅ……らめ……
すぅじ……きらぃ……」

THE放心状態
魂が抜けかけている

そりゃ、1日だけで
只でさえ回転の悪いミッシェの頭を高速回転させ
その上結構な情報を
ぶち込んだ訳だから

こうなってしまうのも
自然なことなのかも知れない

……しかし、このような
悲惨な様を見ると
少々やりすぎたのかもしれない
と思ってしまう

彼女の試験+進級の為とは
言え、このペースで
ずっと勉強し続ける事は
(僕にとっても)キツい

「…ミッシェ!
頑張ったお前にご褒美をやろう」

生気のない顔をこちらに
ふらりと向けて
微かに唇を動かした

「ご…ほぅ……び?」

「あぁ、ご褒美
頭を使ったからお前には
甘い物をくれてやる」

徐々にミッシェの目は輝きを増す

と言うか
生気が戻ってきた
生き返った、の方が正しい
表現なのかもしれない

なんかゲームで
復活の呪文を唱えなれたように
生き生きとしたミッシェは
僕に問う

「あ、甘い物って何?!
美味しいやつ?
ま、まさかケーキ!?」

なんか息が荒いんですけど!
ミッシェさん!?

僕は失礼ながら
多少引いた