魔法使いですが、何か?

「まぁ…いいや
仕組みさえ理解出来れば
これは簡単に出来るし…」

さっきの雑談は置いといて

今はミッシェの勉強の事が
最優先だ!!

「ふ…不甲斐ないわ……
最初お嬢様系キャラで
初登場した私って
ただのバカみたいじゃない」

「や、お前はただのバカ
なんかじゃない
とんでもないバカなんだ」

「ちょっと表でなさいよ
千切りにしてあげるから」

「すいませんでしたぁぁぁ!」

いつもの茶番

最終的に何故か僕の立場が
弱くなってしまう
……きっと僕の優しさだ

きっと僕は弱い立場に
なってあげてるんだ
無意識的に。きっとそうだ
そうに違いない

「じゃぁ中学の問題でいこう
えっと…何やったっけ……
んー…4x+16は解るか?」

「よんえっくす…
かける、じゅうろく……
じゅぅ……ろくぅ………」

口に手を当てながら
眉を寄せて考える

高校生ならこのくらい
すぐ暗算で出来て欲しいが…

まぁしょうがないか

それにしても…
平仮名で計算式を言うと
ちっさい子みたいで可愛く
思えてしまうのは
何故だろう

あ、違うよ?
僕はロリコンとかそんな
人間じゃないから!