騒々しい食事の時間は終わり、朱希の食べた冷やし中華のお皿を柚葉が洗う。
ぶつぶつと文句を言いながらも一緒にご飯を食べてくれたお礼のつもりで。
朱希はソファにくつろぎながらテレビを見て爆笑している。
「じゃあ、帰るね〜」
「お前の好きな芸人出てるぞ〜?見ねぇの?」
「ホント?!見る!」
朱希の隣に慌てて座りテレビを一緒に見て笑う。
柚葉と朱希の笑いのツボは全く同じで同じように笑い同じようにシラケる。
そんな2人を見ている方が楽しいと誰かが言った。
それから2時間が経って朱希の母親が帰って来た。
「ただいま〜…」
「あ!おばさん!お帰りなさい、お邪魔してます」
「いらっしゃい、久しぶりね〜…あ!もしかして柚葉ちゃんて朱希の彼女?」
「「絶対に違います!」」
2人が思いっきり否定すると残念そうな顔をした。

