「どうしよかなぁ〜…」 テーブルの上にあったバナナを取り皮を剥いて口に運ぼうとした時 …―ピーンポン 家のチャイムが鳴った。 「誰だ?は〜いはい、どちら様ですか?」 「…俺」 聞こえたのは聞き慣れた朱希の声。 柚葉は眉間にシワを寄せ鍵をしっかり掛け 「いません」 大胆な居留守を使った。