「嫌ならいつもみたいにぶっ飛ばせば?」 こんな朱希をどうすればいいか分からなくなって、挑発する言葉に手を上げた。 「……」 だけど、簡単にそれは遮られ吐息に心臓が止まってしまいそうだった。 ふいに、あたしの制していた手を離し囁くように耳元に顔を寄せる。 「嫌なら殴れよ、俺を受け入れるなら黙ってジッとしてろ」 「………?!」 あたしの髪に指先を絡ませ、体を引き寄せると強引にキスをする朱希…― 頭がおかしくなってしまいそうで、目を閉じた。