スウェットにパーカーを羽織り、いつもより元気のない慶太君が笑っていた。 「…見られてた?」 「うん…俺の部屋はあそこだから」 指差す場所は、あたしがあわてふためいていた真ん前。 「変な女がいると思ったでしょ…」 「いや…すぐに分かったよ?入りなよ」 「あ!!うん!!」 慶太君の後ろについて案内されるまま家に入った。 「なんか飲む?」 通された部屋は一階の和室で何となく慶太君らしいなぁと感心した。 「あぁ!!いいって!!熱はないの?」 「熱は下がったよ」