…―バシッ 「触らないでよっ!」 その手を強く振り払い、呆気に取られた朱希の顔を見て我に返った。 「…なんだよ」 「あ…教室に戻る!」 自分でも分かるぐらい顔が熱い。 朱希に顔を見られないように、屋上から走った。 「なんで赤くなんのよ…」 朱希だよ?小さな頃から知ってる朱希に赤くなるなんて…― 「あり得ない…」 朱希が追って来そうで階段を駆け下りた。 好きってなに? 付き合うってなに? 変な事考えたりするんじゃなかった―…