「いいよ、あたし1人で行った方が慶太君もワガママ言えるし」 彼氏の家にお見舞いなんて初めてで緊張する。 慶太君に放課後、お見舞いに行くねとメールをすると待ってるよと優しい返事が返って来た。 …―昼休み 愛子といつもの場所でお弁当を食べていると、朱希が来た。 まともに話せてない2人に挟まれて居心地の悪さと言ったらない。 「なんか用?(普通来るか?)」 「別に(お前には関係ない)」 「どうしたの?」 視線でケンカしていたあたし達には触れず、愛子は前と同じように朱希に話しかけた。