しばらくして携帯が鳴った。 「慶太君からだ…」 『おはよう。熱があって今日は学校休むよ』 いつもの至ってシンプルな慶太君からのメールで安心した。 「お見舞い行こうかなぁ…」 やっぱり、彼女なんだし、心配。 「朱希君に慶太君のお家の場所聞いてみたら?」 「そうだね、朱希なら知ってるよね!ちょっと聞いて来る」 「うん」 …―朱希の教室。 「朱希ー!」 友達と馬鹿笑いしてる朱希を見つけ呼んだ。