家に帰ると"ただいま"とか"飯食ったよ"とかメールくれてたはずなのに…― 「何か怒ってる…?」 えぇ、怒らせるような何かした? 「どうしたの?」 「ううん、メールしてみる」 とりあえず、朝の挨拶メールを送ってみた。 「慶太君て口数少なそうだよね?」 「そうだね…朱希とは違うタイプっていうか…あ」 何にも考えずに愛子の前で朱希って言っちゃった。 「大丈夫だってば…」 それを悟ったように愛子がクスクス笑う。 …―良かった、愛子ならちゃんと次に素敵な恋愛出来るよ。