カレカノ



愛子が授業終わりに慌てて携帯をいじっていたのは朱希に話す為だったんだ。



「慶太君も行くの?」



ん?とあたしを見ると頷いた。



「あんた、そういうの好きじゃないでしょ?何で?」


あたしが知ってる限り、朱希はそういうのは嫌がるタイプなはずなのに。



「たまにはいいんじゃねえの?4人ってのも」



「…ふーん」



「柚葉も行くよね?」



心配そうに尋ね見つめる愛子に嫌だとは言えずに仕方なく行くと返事するしかなかった。