カレカノ



「バーカ」



ボソッと小さく悪口が聞こえ朱希は逃げるように教室を出て行った。



「あいつ―!!!!」



「授業を初めてもいいかな?」



「あ…どうぞ」



周りの生徒からクスクスと笑い声が聞こえ、廊下を睨むと朱希の猫っ毛が揺れていた。



…―あれ?普通になってる?



昨日の事を忘れて、いつもの言い合いをしているのに気がついた。