「朱希君!柚葉!」 特に会話もないあたし達の沈黙を破ったのは愛子の可愛い声だった。 「おはよ♪珍しいね?2人がケンカしないで一緒に来てるの」 「そ…そうだね!別に深い意味はないんだよ!」 「……あは♪分かってるよ♪朱希君おはよ」 「はよ」 愛子は朱希の隣に並ぶと嬉しそうに笑い話しかけている。 そんな2人を見ると、あたしは慶太君に愛子みたいな笑顔を見せられるのかなって思った。