慶太君にメールの返事をする為に携帯を眺めていると ―…コンコン 部屋のドアがノックされた。 「なに〜?」 お母さんかなと返事をするとゆっくりドアが開いて顔を覗かせたのは朱希だった。 「どしたの?」 「別に」 小さな声でふてくされた顔をして部屋に入ると当たり前のように漫画を取る。 「ふぅん…」 朱希に大して何も聞かず携帯をいじり慶太君にメールを打つ。