「あれ、そういえば
亜樹良の声しないけど・・?」
「あぁ、亜樹良ね、寝ちゃったよ(笑)」
そう、亜樹良は啓太サンのケーキを食べ終わったあと、
築島クンのベッドでスヤスヤ寝始めたの。
「ったく、のベッドで気持ち良さそうに・・
まぁ、コイツも疲れたんだろ。
少し寝かしとくか」
あれ?
築島クン、亜樹良を
たたき起こすのかと思ったけど・・
そうじゃないんだ。
「璃亜、一つ聞いて良い?」
「うん」
「璃亜ってさ、イツから亜樹良のこと好きなの?」
イツからだろう・・?
「よく分からないけど・・
物心ついた頃かな?」
「そうなんだ。
じゃあもう10年ぐらい好きなの?」
「うん。そうかな」
そして築島クンは一呼吸おいて言った。
「ゴメン璃亜。
俺な、フラれてからも璃亜のこと好きだったんだ」
「え...」
私は今日、屋上で美月に言われたことを思い出した。


