「お母さんのことも分からないみたい。 認知症だからしょうがないの」 「認知症・・・」 「だから、今度 おばあちゃんのとこへ行くときは・・・ そこのとこ配慮してね」 「分か、った」 私はとりあえず部屋に戻った。 (おばあちゃんが認知症。 もう私との思い出は思い出せないんだよね・・) 私はベッドの上で静かに泣いた。