俺の案内役をかって出た生徒会長は、俺を生徒会室につれていき、戸惑う俺の前に紅茶をだした。 「羽向くんだっけ?」 「あ、ひろでいいです。」 これからずっと羽向くんて呼び名じゃ、俺がいたたまれない。 「わかった。じゃあひろ、この学校はだいたい案内してもらったんだろ。」 何だこいつ。 わかってたのかよ。 「はい。」 じゃあなんだって俺をつれてきたんだ?