「ははは…」 もう笑うしかないだろ。 わざわざ校長の案内つきだし。 それにしても退屈だ…。 でかかる欠伸を噛み殺し、集中がきれかかっているのを自覚した。 瞬間、俺より数歩先を歩いていた校長がとまり、俺はぶつかりそうになる。 俺の眠気を覚まそうってか。 畜生性格わりーな。 だが、校長はいたずらにとまったわけじゃなかったんだ。