もう図書室で勉強することは諦め、使用中の札がかかっていない、―どこだここ?ま、いっか―のドアを、開いた。 扉は軋むことをせず、静かに開く。 私立だけあるって感じ。 中も公立とは格が違う。 磨きあげられた床を見て、客室かもしれないと思った。 「ん、だめ、誰かくるって……」 「いいから、こねーよ。」 ………はい? 声は明らかにソファーの裏側から。 いやいやいや、俺がいるし! てか何やっちゃってんの!!