白衣越しの体温







なにやら目が覚めると、見知らぬ人物たちが目にうつりこみ、  な゛っ


なんて乙女にあるまじき声をだしてしまった。



そして何故か爆笑されてしまった。




果たして彼らは何者なのだろうか・・・そんな中、一人の、自分から一番近い少年に見覚えがあることに気づいた。


「・・・夢のなかの・・・天使。」


ぼそっとつぶやいた言葉に


「何この子。どんな夢見たのw」


「もう笑うしかないわぁw」

なんてコメントした2人と、

「天使?!俺すげぇ!俺様最強!!」


天使はなんかはしゃぎ始めた。




「ときに、天使様、私はもうお迎えの時間なのでしょうか。そうか、そうなんですね。あぁ、まぁ思い残すことは何もないので、一思いにお願いします。」



「なに勝手に終わろうとしてんだよ。別に迎えにきてねぇ。」


「いや、そこじゃないでしょ。天使のとこからつっこもうよ。」


「義琉が天使?へぇ、そうなん☆」


「俺は天使のようにカッコイイかんな!」


「ダメ、この子達全然会話かみ合わないっ」