「素晴らしい…あなたたちこそが神です!」


ぱぁーっと花を散らせながら真顔で手を握ってくる九鬼島の姿に、俺も慧も満足したように笑った。


さぁ、俺達がなにをしたのか、察しがついた人もいるんじゃないか。





そう。ディスプレイには


「鬼島相談所」


の文字。


俺達はサイトを立ち上げてやったのだ。


「その手がありましたか…現代人の強い味方ですね」


うんうん、と頷きなっとくする九鬼島。






「これなら、アドレスを教える必要もなく間接的に効率よくできんだろ。」



「サイト荒らしとかはあるかも知れないがな、あとはこのサイトを保健室を相談所として利用してる生徒に…」




「「「広めればいい。」」」



「御明答」