おーおー、やってんなこりゃ。


隣で凄い音がした。きっとあと5秒ほどで家のインターホンが鳴る。




ピーンポーン。


ほらな。


隣で訝しげな表情をしている九鬼島に、とびっきりの笑顔で出迎えるように言って玄関へ向かわせた。

そう、大丈夫。さっき雑談していた時のように肩の力を抜いて笑っておけ。


間違ってもあの人一人殺してきました、みたいな殺人的笑いをこぼすなよ。

と念を押して。