『代表委員!! お前らは教科書を教材室から 運んでこい。 運び終わったら帰っていいからな。』 担任はそう言った。 『お前、名前は?』 『あ、相沢鈴夏。そちらは?』 『俺は草原悠斗。よろしく。』 『うん、よろしくね!!』 初対面ながら 彼女はニコッと笑いかけてきた。 その笑顔がとても可愛い。 1年間この学校で生活してきたけど 相沢なんてやついたっけ? って感じ。