「伊賀忍法旋風!」
私の両手から放たれた旋風が竜巻になりドラゴントルネードを飲み込んだ。
「智風っ!」
智風が高くにあがったボールを小冬浬にパス。そしてそのボールで小冬浬のシュート!これぞ忍ブースト
「ナメるなぁぁぁぁーっ!!!!」
守の右手から気合の巨大な右手が現れた。これが守の奥義ゴッドハンド!いまだ帝国大にしか破られていない奥義。
どっちが勝つか・・・。






拮抗し合う忍ブーストVSゴッドハンド、ここはより勝利を確実にするためにも・・・、
「才太!咲月!あのボールをキック!」
2人のキックでボールをゴールにねじ込むのだ。






バリィンッ
忍ブースト+ダブルキックがゴッドハンドを破壊した。
「うしっ2点目ゲット!」
あと1点で勝ちだけど勝負はこっからね。
「ここからが本番よ!忍術マックスで行くよ!」
キックオフのボールは空介に。
「忍法変わり身の術ぅ!」
「へんっ。変わってないじゃない・・・あっ!!?」
変わっていたのはボールの方だった。甚はすれ違い様にボールをスイカとすり替え何ごともなかったかのようにドリブルで上がる。
「ファウル!ファウル!!」
ガスッ
ファウルを出した審判の後頭部からにぶめの音、後ろに雷夏が厚めの辞書を持って立ってる。
「ちょっ何やってんすか銭形先輩!!」
「何大樹、まさか私がわざと審判どついたって思ってる?これは事故よ、事故☆彡」
辞書で素振りしてたら運悪くこの審判の後頭部に当たったって話だよ☆彡
「フフッ♪ナイスだよ雷夏。これで審判もいなくなった~♪」
そう、さっき点を入れた後密かに雷夏に指令を出していたのだ。ファウルを出したらすぐ後頭部どついて気絶させろって。
けどまぁフリーキックになったんだよね。一応ファウルだった訳だし。
ボールをさっきの変わり身の術で奪った甚はディフェンダーの影薄仁のブロックが来た。高速で相手の周りを回転してボールを奪うコイルターンにボールを奪われボールは仁から一弥へ。
一弥、飛鳥、守の3人が放つ奥義ザ・フェニックス、だが負けないよ。
「ハァァァァッ忍法口寄せ!来れ機巧巨神黒鐡明王!!」