さっきの回想にあったことがあった訳でサッカーの試合する訳だが読者やここにいるメンバーのためのポジション分け。
でももう少し楽しみにしてもらおう。







午後1時のグラウンド講義をサボった私達と強豪イレブンの試合が始まった。
フォワードに霧蔵才太と猿飛咲月、この2人は何気に私とわが弟成門のボディーガードでもある。
ミッドフィルダーに成門、百地三波に服部真一、高坂甚に風間小冬浬(ことり)
ディフェンダーに原田大樹、紅林麗子、吉田大心
キーパーは私杏香
ベンチには加藤智風(ともか)、鉢屋綺乃(あやの)、城戸弥宵、出浦清士郎
対する強豪円間イレブン
フォワード:天才ストライカーと名高い虎谷修也とゴルゴなストライカー、東郷竜吾
ミッドフィルダー:フォワードもこなす二重人格柳海士郎、天才ミットフィルダー一瀬一弥、一瀬並に女の子に人気がある塩松空介、ノリのいいナイスガイ高波丈輔
ディフェンダー:一瀬とは幼馴染みのアメリカ帰り木戸川飛鳥、円間とは古い付き合いの疾風ディフェンダー風野一朗太、巨体自慢の会田壁五郎、気配消しが得意の影薄仁
キーパー:伝説のキーパーと言われた名選手円間大介の孫円間守







私たち演劇イレブンからのキックオフで試合は始まった。
軽快にパスを回して成門のシュートが入った。しかしおかしい。だってこうも簡単にシュートが入ったのだ。アイツならその気になればさっきのシュートぐらい簡単に捕れてたハズだ。
続いて円間イレブンのキックオフ。やっぱりアイツらのプレーは様子を探ってるみたいね。私たちと同じで。そして東郷のシュートをわざと入れ、選手をディフェンダー3人と成門をベンチに下げ残りの3人を入れ(成門のとこに清士郎、ディフェンダーに弥宵綺乃智風)試合再開だ。
フォーメーションは誰も考えなかった驚異のフォーメーション。さあ来い!
「なっ・・・なんだこのフォーメーションはっ!!」
私たちのフォーメーションは11人全員がフォワードの位置に立つフォーメーションだった。
「まぁ、最初だけだろ。キックオフと同時に元の位置に戻るだろ。」
アイツらそんなこと言ってるけど甘い!あまあまのアンマミーアだよ。