そんな中、フェリアは近づいてきた森を見て不安そうに声をもらした。 「あれはなに?」 フェリアが見たのは森の入り口に立ってある古い標識だった。 森で見かけた物と同じぐらい古いようで字はかすれているようだ。 三人は標識に書かれている文字を見るために走った。 息を切らすころには標識の前に立っていた。 「何これ………」