月と太陽Ⅱ




そんな中、フェリアは近づいてきた森を見て不安そうに声をもらした。


「あれはなに?」


フェリアが見たのは森の入り口に立ってある古い標識だった。


森で見かけた物と同じぐらい古いようで字はかすれているようだ。


三人は標識に書かれている文字を見るために走った。


息を切らすころには標識の前に立っていた。


「何これ………」