街を出てから一日が経った。


それまでにお互い今まであった事などを話した。


レオルは仕事上、街を出る事がありサスティンと同じく地理には詳しかった。


そのため道案内はレオルにしてもらう事になった。


街周辺に関してはレオルの方がサスティンより詳しかったからだ。


レオルの適切な案内の下、エセルたちはどんどん歩みを進めていった。


「今どの辺りなの?」


ふいにエセルがレオルに聞いた。