「あの…あなたは」 とフェリアが申し訳なさそうに言った。 すると女性は振り返り、優しく微笑みながら言う。 「ソフィアと申します。村の者ですので安心してください」 なぜか安心するような彼女の口ぶりにエセルはうなづきながら言った。 「お願いします。村に治療薬はあるんですか?」 「この辺りにさそりはめったに現れません。でも村長なら何か知っているかもしれない」 そう言うとソフィアは歩みを速めた。 エセル達は不安をいだきながらソフィアについていく。