フェリアはサスティンの名を悲鳴に近い声で呼んだが少年の体はピクリともしない。 エセルはサスティンに近づこうとしたが少年の体の上をうごめく生物に目が止まり、状況を察して一歩下がりながら言った。 「二人とも離れて!何かいる」 その言葉にビクッとしながらもフェリアは一歩後ろに下がった。 レオルもじりじりと後ろへ下がる。 エセルは倒れているサスティンの背中にいる生物を見ようと前に進んだ。 「さそり…!」 エセルは息を呑んだ。