パタン――… 少年は書いていた本を閉じた。 そして椅子からおりると部屋を出る。 扉を閉めたら廊下を歩いてくる小間使いが見えた。 その小間使いは少年を見ると、急ぎ足になりながらこちらにやってきた。 「ここにいらっしゃったんですかレオル様。サウラー様が呼んでおられますよ」 父さんが?