そんな中、エセルは後ろを向いてうつむいた。 だって…… みんながあんまりに真剣だからたまには息抜きして場を和ませるつもりだったのに… やっぱり私には笑いのセンスがないんだわ。 軽くエセルが落ち込んでいる時にオルがみんなに言った。 「とりあえず行くとしてもあと1日はかかる。今日は早めに寝て、明日に備えた方がよさそうだな」 レオルの適切な指示に三人はまたも頷いた。